September 21, 2021
仏式バルブ
1ヶ月前にロードバイクに乗る時、前回から約2週間ぶりだったのでタイヤの空気を入れました。そして自宅からほど近い交差点で信号待ちをしていた時に何げにタイヤに触ると・・・結構凹む。「さっきタイヤの空気を入れたばかりなのに何で？」と思って一旦自宅に戻ろうかとも考えましたが、面倒なのでそのまま海上自衛隊下総航空基地 → 手賀沼 → 21世紀の森と広場と周遊し、60キロ弱ライドしました。
そして敬老の日の昨日、「今回は確実に空気を入れなくては！」と思いながら、Panaracer製空気入れの米仏オートヘッドをタイヤのバルブに嵌めてロックしポンピングしてみるも、早々に硬くなって空気圧ゲージが振り切れてるけどタイヤを押しても引き続き容易に凹み、何度やっても結果は一緒です。
「もしかして根本的に何か間違ってる？！」と思い「仏式バルブ 空気の入れ方」でググると、、、「ロードバイクやクロスバイクによく採用されているバルブ『フレンチバルブ』は唯一空気を入れる前にお作法があるバルブなんです」という冒頭で始まる記事にヒットしました。
そしてステップ１に「バルブ先端を緩める」というのがあり、「この作業を忘れるとどんなに頑張って空気を入れようとしてもはいりません」と書かれていました。うわ〜、これだー！（汗）。ステップ２に「先端を一瞬押して空気を軽くぬく」というのが在りましたが、確かに先端を緩めて押すと空気が抜ける音がします。
そしてポンピングすると・・・先ほどまでの悪戦苦闘が嘘のように空気が入り、ポンピングに従って空気圧ゲージがリニアに上がっていきます。いやぁ〜知らないとは恐ろしいもので、2012年に買って数年乗ってたクロスバイクも仏式バルブでしたが、今となっては一度もまともに空気を入れていなかったことになりますよ。
ママチャリのバルブは英式らしいのですが、自分がクロスバイクを買う前に乗ったことがあるチャリって子供の頃からのも含めて全て英式バルブなんですよね。昔の空気入れはホースのアタッチメント先端を回しながらタイヤのバルブに固定する感じので、その後はホース先端の洗濯バサミのような部分をバルブに挟むようにすれば良いだけ。いずれもバルブ側ですることはキャップを外すことくらいだったので、疑いもしませんでしたよ。
先入観とは恐ろしいモノで、このまま乗ってたら途中でパンクしたりタイヤとチューブを駄目にしちゃったかも知れません。まあ今回のように何度ポンピングしてもタイヤが硬くならないと、さすがに自分の方法を疑いますけどね（笑）。人生半世紀を過ぎ確実に還暦に近づいていますが、まだまだ日々勉強です。
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