September 14, 2021
TBS日曜劇場 3クール連続ヒット
テレビドラマのいわゆる”7月期”は、東京2020オリンピック＆パラリンピックやプロ野球中継をメインで観ていたのでドラマをあまり観ていませんでしたが、TBS日曜劇場の『TOKYO MER 〜走る緊急救命室〜』は毎週楽しみに観ていました。それも一昨日のが最終回で完了。ドラマ内のチーフドクター喜多見のような熱血＆聡明、でも陰があるような役って『テセウスの船』同様に鈴木亮平の得意とするところだと思ったと共に、吉岡里帆と共演だった『レンアイ漫画家』では「なんで鈴木亮平をキャスティングしたの？」ってくらい合ってなく、面白く無いドラマだったのを思い出しましたよ（笑）。
TBS日曜劇場は今年に入って1月期の『天国と地獄〜サイコな2人〜』と4月期の『ドラゴン桜』も観ていて、何れも「今クールのドラマで一番面白い！」と感じていましたが、実際に民放のドラマでは独り勝ちだったようです。
NHKと民放を通じ、今年放送されたドラマのうち視聴率19％以上は以下の5つのドラマでした。
1. ドラゴン桜：20.4％（最終回6月27日 ）
2. 天国と地獄〜サイコな2人〜：20.1％（最終回3月21日）
3. 青天を衝け：20.0％（NHK、初回2月14日）
4. TOKYO MER〜走る緊急救命室〜：19.5％（最終回 9月12日）
5. おかえりモネ：19.2％（NHK、初回 5月17日）
TBS日曜劇場が民放トップ3を独占していますよね。そういえば昨年も、前述の『テセウスの船』以外の『半沢直樹』『危険なビーナス』も全部観てて面白かった！ ちなみに、NHKの朝ドラや大河ドラマを私は全然観ていません（笑）。
なお『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』は医療従事者へのエールが最大のコンセプトだったそうです。脚本の黒岩氏は最終回を前に以下のように語っていました。
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ちょっとだけ真面目な話をしますと、コロナ禍が続いて、毎日発表される感染者数や死者数がまるで記号のようになっているように感じます。でも、一人の死者には家族や友人や大切に思ってくれていた人たちが大勢いて、それは数字や記号なんかじゃなくて、とてつもなく重いもののはずです。
そして、そういう現実を医療従事者の方々は背負って今日も頑張ってくれているのだと思います。だからこそ『MER』では『死者0』の有難さと『死者1』の重みをしっかりと表現したいなと思いました。そのとてつもない重さを背負ってでも再び立ち上がって、新たな命を救おうとするヒーローのお話を描きたいなと考えました。
押しつけがましいメッセージはエンタメの邪魔なので排除したつもりですが、最終回まで観てくれた方が、純粋にドラマを楽しんで、最後に何かを感じてくれたのなら、これ以上幸せなことはありません。
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10月期は小栗旬主演の『日本沈没―希望のひと―』だそうですが、小栗旬はともかく小松左京の小説『日本沈没』世代？の私には、タイトルだけで期待大です。オリジナルのキャラクター＆ストーリーだそうですけどね。
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