January 15, 2021
栃木県民の悲痛な叫び
水曜日の『ホンマでっか!? TV』は、2時間のスペシャル枠で「なぜ最下位に？栃木県民人生相談SP」でした。ゲストは栃木県出身のU字工事、森三中の大島、元ヤクルト監督の真中、DA PUMPのDAICHI、石川恋、井上咲楽、小池里奈、そして茨城県出身の渡辺徹と森三中の黒沢でした。内容はタイトルそのままですが、都道府県魅力度ランキングで7年連続最下位だった茨城県が昨年は遂に最下位を脱出して42位になった代わりに、最下位となったのが、まさか、まさかの栃木県。
家内が栃木県宇都宮市の出身で私も最初の会社（某自動車会社のH）で配属された時に宇都宮に4年弱住んでいて馴染みがあり、宇都宮餃子と世界遺産の日光東照宮、紅葉の時期になると大人気の日光いろは坂、鬼怒川温泉などのスーパーコンテンツを有しているのに何故？って私も思っちゃいましたよ。
でも番組を観ていて納得したのは、魅力度ランキング最下位の原因として挙げられていた3つのポイントでした。栃木県に馴染みがある私のような人なら兎も角、それ以外の人にとっては確かにそうかも。特に1番に関しては、私が上に挙げたスーパーコンテンツが「”栃木県”にある」と知られていないんでしょうね。
1. 有名な観光地と栃木県が結びついていない
2. 全体的にとにかく地味
3. 良いところがあるのにアピールが下手
2つ目に関しては食べ物が例として挙げられていて、”しもつかれ”という鮭の頭や大豆・野菜などを酒粕を入れて煮込んだ料理なんて地味すぎて誰も知らないだろうし（私も知りません、笑）、名産の”かんぴょう”も、渡辺徹が「何に使うの？」というくらい地味ですよね。
3つ目の例として挙げられていたのが、ゆるキャラの『とちまるくん』。県木トチノキをモチーフにしたのに、たこ焼きみたいに見えるため栃木感が全くありません（爆）。そして佐野ラーメンやレモン牛乳など美味しいグルメのネーミングにも”栃木感”がないとのこと。
もっとも、地元愛が強すぎて美味しいモノでも県外に流出しにくいのだとか。例えば栃木県内でしか流通しない”幻のイチゴ”と言われる『とちひめ』や、森三中大島がテレビで紹介したくて知人農家に尋いたが3回断られたという『五峰美』というトマトが例として挙げられていました。
なお、番組の中で生物学者の池田清彦氏が紹介していた那珂川で獲れる食べ物は、私は全然知らなかったし興味津々です。
・ウチダザリガニ（外来種だけど食べることは問題ない）
・モクズガニ（上海蟹の同属異種）
・トラフグ（虎河豚）
う〜ん、食べてみたい！ 特に中国蘇州に行った時に結構食べた上海蟹と同じモクズガニ！
コーナー後半に紹介されていた
・あしかがフラワーパーク
・オオヤアンダーグラウンド
・那須サファリパーク
は何れも行ったことありますが、「動物との距離が近い！」と紹介された那須サファリパークには超ご無沙汰になっているので「特に行きたい！」と思いましたよ。
スーパーコンテンツに甘んじていて最下位になってしまったと思われる栃木県の巻き返しに期待すると共に、今年の都道府県魅力度ランキングの結果が楽しみです。ちなみに今日の日記のタイトルは、番組中に画面左上に表示されていた文言です（笑）。
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