September 20, 2020
酒飲みにありがたいチーズの凄すぎる効能
今日の東洋経済オンラインに「酒飲みにありがたい『チーズのすごすぎる効能』」というタイトルの記事があり、酒飲み且つチーズ好きの私には見逃せない内容でした。まずは冒頭で「チーズほど『完璧な食品』はない」という振りで始まりましたが、この”完璧”は栄養的なことだけでなく様々な視点からでした。・手を加えず、そのままで十分美味しい食べ物
サラダ、パン、パスタ、チーズを足せば、あっという間に贅沢メニューになる。
・チーズは栄養食品としても“ほぼ完璧”
たんぱく質もカルシウムもビタミンもたくさん入っている。
・これまでの研究で様々な効果がある
血圧を下げる。がん予防になる。虫歯予防になる。整腸作用・ピロリ菌をおさえる。安眠。2日酔いの回復促進。
その後に「美味しいチーズの選び方」が説明されていましたが、「6タイプの王道」を食べてみるところから始めることを薦めています。ちなみにこの記事の著者は、『図解 ワイン一年生 2時間目 チーズの授業』という本（漫画？）の著者である日本ソムリエ協会認定ソムリエの小久保 尊氏です。
そして「王道の6タイプ」に話が進みますが、日本人に一番馴染みがある”プロセスチーズ”はコーヒーで例えると”インスタントコーヒー”のようなものとのことで、今回の王道からは除外とのこと。ということで、6タイプは全て”ナチュラルチーズ”とのことです。
1. フレッシュ：固めたミルクからある程度水を抜いてお終いにしたもの。見た目は豆腐っぽくあっさりしていて食べやすい。
2. ハード／セミハード：固めたミルクから水分を飛ばし、プレスして数カ月から数年間熟成させたもの。見た目は昔のアニメでねずみがかじっているあのチーズ。旨味が強くて中華用調味料のよう。
3. 白カビ：チーズの表面に白カビを吹きつけて熟成させたもの。見た目はカマンベール。
4. 青カビ：チーズに串を刺して青カビをつけ繁殖させたもの。見た目はゴルゴンゾーラ。乳くさく塩気が強くて舌がピリピリする。
5. ウオッシュ：塩水などで洗いながら熟成させたもの。見た目は一瞬だけ焼き立てチーズケーキ。納豆的な臭さ放つ。
6. シェーブル：山羊乳を使って塩や木炭などをまぶして熟成させたもの。臭いは人によっては動物園を感じる。
「匂いやクセが強いものもは、そのクセがいけると思ったらどんどんハマっていけるはずです」と言及していましたが、わたし的には青カビのチーズが大好きです。でも青カビのチーズって小分けで売られてなくて量が多いので、食べ残しを冷蔵庫で保管してて臭くなりそうなのを考えると買うのを躊躇しちゃうんですよね。記事で紹介されていた「洞窟育ちの田舎娘・ロックフォール」なんて、検索するとキロ単位のものが多くヒットしますよ。
なお、それぞれのタイプの代表選手が以下のように紹介されていました。
1. フレッシュ：万人を優しく包んでくれる理想のお姉様「モッツァレラ」
2. ハード／セミハード：イタリアチーズの女王＆風紀委員長「パルミジャーノ・レッジャーノ」
3. 白カビ：カマンベール超えの人気を誇るチーズの王様「ブリ・ド・モー」
4. 青カビ：羊乳独特のドロリとした口どけ。ちょっぴり辛い。世界三大ブルーチーズの1つでもある「ロックフォール」
5. ウオッシュ：フェロモンで悩殺してくる妖艶な女性「エポワス」
6. シェーブル：曲がったことが大嫌いなラストサムライ「サントモール・ド・トゥーレーヌ」
個人的には3から6で紹介されているチーズを制覇してみたいと思っています。特に、血圧を下げる、がん予防になる、整腸作用、2日酔いの回復促進を期待して（笑）。
Comments
No comments yet
