June 30, 2020
写真の日付変更アプリ『HashPhotos』
昨日紹介したAIを使った画像修正アプリ『Remini』でちょっとした問題がありました。具体的には、iPhoneの写真アプリで過去の写真を”複製”すると複製された写真は「最近の項目」の中に表示されるのですが、『Remini』で修正しようとして「Enhance」をタップして表示される「Recents」に複製した写真が表示されず、また修正したい写真を”お気に入り”に登録して『Remini』の対象フォルダを「Recents」から「Favourites」にしても表示されないのです。ならばと、複製した画像を他の画像修正アプリ（PS ExpressやSnapseedなど）で修正して保存した場合はどうなるかトライしましたが、同様に表示されませんでした。なお、他の画像修正アプリではiPhoneの写真アプリの「最近の項目」の中に表示される複製した画像は普通に「最新の項目」のところで見えて開けますし「お気に入り」も同様。ちなみに修正したい写真をMacなどにAirDropで送り、そいつを表示した状態で画面キャプチャしたのをAirDropでiPhoneに送り返すと、『Remini』で見た場合にも「Recents」に表示されました。
「もしかして写真の日付情報が画像修正アプリで修正しても変わらない？」と思い、『Snapseed』で適当に修正して「エクスポート」から「コピーを保存」と「エクスポート」の何れを選んで保存しても、iPhoneの写真アプリで画像を見ると日付情報はオリジナルの写真の日付のままでした。その後いろいろ調べてみても、やはり写真の日付情報は一般的な画像修正アプリでは変更されないようです。
写真を複製しても「お気に入り」に登録しても『Remini』が大昔の写真を「Recents」や「Favourites」に表示してくれないこと自体問題ですが（特に「お気に入り」に設定しても「Favourites」に表示されないのが不便）、いちいち他のデバイスに送ってそこでスクショ撮って送り返すなんて超面倒なので、写真の日付情報を変更するアプリはないものかとググりました。
そしてそれが出来るアプリが表題の『HashPhotos』です。なお、無料で変更できるのは3枚までだったので、様々なことが出来る『HashPhotos』の有料オプションの中から「Batch Tools」という日付、位置情報、サイズを纏めて変更できる250円のオプションを購入しました。参考までにフルオプションは610円です。
そして『Remini』で修正したい画像の日付情報を『HashPhotos』で今日に変更して開くと、「Recents」には相変わらず表示されないものの、日付変更後の画像を「お気に入り」にすれば「Favourites」に表示され開けるようになりました。他の画像修正アプリではそんな面倒なことをしなくても「最近の項目」や「お気に入り」から開けるので『Remini』に問題があることは間違いないので後日Feedbackしようと思っていますが、実は今回の問題で辿り着いた『HashPhotos』が、iPhone内の写真の整理にとても役立っているのです。
昨日の日記に「アナログカメラで撮影しプリントされた写真をスキャナで読み込んだ（2009年に纏めてやりました）」と書きましたが、実際には1995年に撮影した写真でもスキャナで読み込み画像ファイルとして保存した日時が日付情報として反映されているので、全部2009年の11月に集まって表示されていました。iPhoneの写真アプリは「年別」で表示できるので、それらの写真もオリジナルの日付になっていた方が間違いなくブラウズし易くてベターです！
ということで、数百枚は在るであろう日付情報が2009年11月某日になっているスキャナで読み込んだ古い写真を、『HashPhotos』でオリジナルの日付に変更して整理しています。まずは1995年から1998年までのが良い感じで整理できました。もとは『Remini』の問題だったのに『HashPhotos』に巡り会えたのは、まさに”不幸中の幸い”でした（笑）。
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