February 23, 2020
ザ・ノンフィクション
木曜日の『アメトーーク！』は「ザ・ノンフィクション大好き芸人」でしたが、フジテレビで日曜日の午後2時から放映されている『ザ・ノンフィクション』という番組があるのを初めて知りました。ちなみに家内は結構前から観ていたそうです。日曜日はラグビーや野球などのスポーツ観戦に各種観光、季節の写真撮影、そして休日出勤なども含めて出掛けていることが多いので、1週間の芸能ネタ収集のために録画予約している『サンデージャポン』と『アッコにおまかせ！』以外は日昼の番組は観てなく、家にいたとしても朝8時の『サンデーモーニング』から午後1時の『噂！の東京マガジン』までずっとTBSしか観ていなかったので、フジテレビは全くノーマークでした。
「ザ・ノンフィクション大好き芸人」として登場したのは千原ジュニア、土田晃之、品川庄司・品川、アンガールズ田中、小出真保、Wエンジン・チャン、見届け人として東野幸治が出演していました。もちろんMCはオトちゃん。
ところで『アメトーーク！』はテレビ朝日ですが、『ザ・ノンフィクション』は上記のようにフジテレビ。「他局の番組を取り上げて宣伝するような形になって良いの？」と思っちゃいますが、それに関しては翌日の東洋経済オンラインに『｢アメトーーク！｣がフジの番組を特集した衝撃 「ザ･ノンフィクション」を異例の深堀り』というタイムリーな記事がありました。関心がある人はそちらを見て頂くとして、私が昨年ハマった『ノーサイド・ゲーム』やラグビーW杯日本大会にも触れていますよ。
ということで話を『ザ・ノンフィクション』に戻しますが、1995年10月の放送開始以来、一般人から著名人まで、人間関係や生き方などリアルな様子とその濃厚さがクセになる視聴者が続出しているそうです。記憶に残る事件や出来事などを長期にわたって密着取材することもあるとか。
土田晃之が同じジャンルのドキュメンタリー番組であるTBSの『情熱大陸』やNHKの『プロフェッショナル 仕事の流儀』と比較していましたが、放送時間は夜の10時台と11時台であり、何れもその分野の成功者が人生の哲学を語るのに対して、『ザ・ノンフィクション』は午後2時台の放送で、番組に登場するのは「人生を後悔している」ようなワケありの人が多いのだとか。
そして"日曜の午後2時"は「人間が一番リラックスして、何も考えてない時間」と称していましたが、ランチどきにアルコールなんて飲んじゃうとウトウトしながら休日後半をアンニュイで過ごす雰囲気ですよね。そんな時間帯に「なんか自分の人生も考えさせられる。俺もああやって頑張って生きなきゃいけない。あの人に比べたら俺が悩んでる事なんか大したことない」などと、いろんな事を日曜の午後のひと時に思わせてくれるのだそうです。
千原ジュニア情報では、テーマ曲『サンサーラ』のサビの歌詞「♪生きて〜」が流れるタイミングにディレクターが命を賭けているそうで、「半グレをつくった男」をテーマにしたときの「♪生きて〜」が流れるタイミングを絶賛していました。このテーマソングは色々な歌手がカバーしていて、中孝介、たむらぱん、城南海、瀬川あやか、宮田悟志、The Super Ball、そして今は竹原ピストルが歌っている「サンサーラ」がエンディングで使用されているとのこと。
そして今日、その『ザ・ノンフィクション』を初めて観てみましたが、2017年に紫綬褒章を受賞した漫才コンビの『宮川大助・花子』に関してで「花子と大助 余命宣告から夫婦の700日」の前編でした。昨年末に多発性骨髄腫で闘病中であることを公表した花子ですが、約2年前に「最後まで見届ける覚悟があるなら」と『ザ・ノンフィクション』は取材を許されたのだそうです。
しかし、このコンビ、1998年に花子が胃がんになり、2007年に大助が脳出血で倒れ、更に2017年には大助が腰部脊柱管狭窄症で手術したりと結構波乱万丈だったのですね。そして今回の多発性骨髄腫。TVで観る花子とは全く別人のようでしたが、数々の大病を乗り越えたコンビなので、引き続きTVや舞台に戻ってきて欲しいものです。来週の後編も観なくては！
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