December 05, 2019
大嘗宮一般参観と皇居乾通り一般公開
今日は皇居の令和元年秋季乾通り一般公開と大嘗宮の一般参観に家内と行ってきました。最初は今週末の日曜日に行こうと思っていたのですが、週末に大嘗宮を観るには90分くらい並ぶ必要があり、特に12月8日（日）は一般公開の最終日でメチャクチャ混みそうな予感がしたので、「平日に行けないか？」と検討することに。一昨日くらいに家族の共有カレンダーを見ると、家内が今日木曜日が休みになっていたけど”ランチ”と書かれていたので、「ランチの時間によっては午前中に行けるかも？」と思って都合を尋いてみると、「ランチは13時からで場所は新宿」とのことだったので何れも都合がよく、私も午前半休とって行くことに決めたのです（夕べは今日の午前中の分も含めて一所懸命仕事しましたwww）。
毎年11月にある五穀豊穣や国家安寧を祈る『新嘗祭（にいなめさい）』の中でも即位後初めて行う儀式である『大嘗祭』は、皇位継承に伴い一代に一度だけ行う重要な儀式であり、その中核的な行事である『大嘗宮の儀』の舞台となった大嘗宮は公開後は取り壊されるとのことなので、おそらく"人生初参観だけど最後の参観になる"可能性が高い貴重な一般公開です。
自宅を9時ちょっと前に出て皇居外苑には10時ちょうどくらいに着きましたが、一般公開・一般参観に向かう人の列は比較的長かったものの一般参賀に比べたら全然少なく、持ち物検査なども立ち停まって待つこともなくスムーズに通過。
そして「平日でも結構混んでいて待ち時間が長そう」な投稿がネットでは見られた大嘗宮の一般参観も、これまた人の列が長く続いていたものの立ち停まって待つようなことも殆ど無く、スムーズに参観できました。強いて挙げると、大嘗宮直前で人の列が絞られる場所があり、その手前で写真を撮る人も多かったので数分立ち往生したくらいでしょうか。あらためて、「この手のイベントは平日行くに限る！」と実感しました。
乾通りと皇居内の紅葉は「今が見頃！」という感じで真っ赤に染まったモミジも随所に見られ、晴天だったこともありとても綺麗でした。「日本の秋はカラフルで本当に素晴らしい！そして晴れた日が映える！！」と再認識。
一通り参観してから裏側に回ってカメラを大嘗宮に向けると逆光になるのですが、iPhone 11 Proの超広角カメラで大嘗宮を撮ろうとすると、角度によってはレンズフレアの影響で大嘗宮が光のリングで囲まれているような状態になり、神秘的な写真も撮れましたよ。
マレーシア家族旅行の時にも感じましたが、35mmフィルム換算で焦点距離16mmの超広角カメラ（f/2.4絞り値と120°視野角）は購入前の予想以上に楽しいです。今日のような空を撮ると、実際以上に奥行きが出て雲がダイナミックに撮れますよ。
大手門を出たのは11時30分くらいだったのでトータルで1時間半程度の参観でしたが、充分に楽しめました。なお、乾通りと大嘗宮の両方を参観するには、乾通りの途中にある西桔橋を渡って大嘗宮一般参観の経路に合流するのですが、西桔橋方面へ右折するところを直進して乾門に向かってしまうと一方通行なので戻ることができず、乾門から退出して再び坂下門から入ることになるので（皇居外苑を2kmくらい歩くことになるでしょうか）ご注意下さい。もっとも、ほとんどの人が乾通りを通って西桔橋から大嘗宮に向かうので、よほどボーッとしていない限り真っ直ぐ行くことはないと思いますけどね（笑）。
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